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入門書「小学生からはじめるわくわくプログラミング」が人気 創造性発揮、物作りに挑戦 [教育論評]

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入門書「小学生からはじめるわくわくプログラミング」が人気 創造性発揮、物作りに挑戦

「文系だからと敬遠する必要はない。実際、それほど難しくないです」と話す阿部和広さん

 

 小学生が自発的に楽しくコンピューターのプログラミングを学べる入門書『小学生からはじめるわくわくプログラミング』シリーズ(全5冊、日経BP社刊)が人気を集めている。その背景やメリットは何か。著者でプログラミング教育の第一人者、青山学院大客員教授の阿部和広さんに聞いた。(高橋天地)

親子で一緒に

 そもそも一般的なプログラミングとは何か。「コンピューターに対し、作業してもらいたい内容を前もって定め、必要な順番に並べ、命令すること」。阿部さんはこう定義した。イベントのプログラム(催し物の実行計画)を決める作業と考えれば分かりやすいという。

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【解答乱麻】つまずいた時、どう見守るか 開善塾教育相談研究所所長・藤崎育子 [教育論評]

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【解答乱麻】つまずいた時、どう見守るか 開善塾教育相談研究所所長・藤崎育子

 近所にある商業施設では、平日、週末問わず、親子連れに出会う。広場には時間になると上がる小さな噴水があり、子供に人気だ。水が噴きあがる度に歓声をあげ、はしゃぎまわる子供を見ていると、心が弾む。

 そんな光景の中にも気になることがある。平日に孫を連れた祖父母とおぼしき姿を見かけることが増えた。共働きの夫婦が増え、祖父母に孫の面倒を頼むケースも多いのだろう。時に駄々をこねる孫に手を焼く様子も見られる。祖父母の世代も戦後生まれが多くなり、昔ながらのしつけなどが伝わりにくく、「孫育て」に悩む祖父母は多いのではないかと思う。

 こんなことがあった。中学1年の子供が、連休明けから学校に行けなくなった。親は戸惑い、なだめすかして学校に行かせようとした。しかし、子供は朝、布団から出ることができなかった。

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タグ:解答乱麻
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【日曜講座 少子高齢時代】18歳人口激減 大学の延命より数絞り込め 論説委員・河合雅司 [教育論評]

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【日曜講座 少子高齢時代】18歳人口激減 大学の延命より数絞り込め 論説委員・河合雅司

 母校が消滅する―。そんな「大学淘汰の時代」がいよいよ現実のものになりそうだ。

 日本の大学進学者の大多数は、高校新卒者もしくは高校卒業間もない受験浪人生で占められる。年間出生数の18年後を見れば、おおよそのパイの大きさは見当が付く。

厳しい地方大学の経営

 18歳人口は2009年以降は120万人前後で推移する“踊り場”にあったが、少子化の影響で来年あたりから再び減り始め、15年後の32年には98万2000人ほどと予測されている。わずか十数年で20万人も減る、いわゆる「2018年問題」だ。

 日本私立学校振興・共済事業団の「入学志願動向」によれば、16年度に「入学定員割れ」した私立大学は、前年度より7校増え、全体の半数に近い44・5%が学生を思うように集められない事態に陥っている。経営悪化で廃校に追い込まれた大学もある。

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【解答乱麻】「志の大切さを学んだ」と実感する教育方法…体験を通し心に深く刻まれる バッカーズ寺子屋塾長・木村貴志 [教育論評]

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【解答乱麻】「志の大切さを学んだ」と実感する教育方法…体験を通し心に深く刻まれる バッカーズ寺子屋塾長・木村貴志

 10歳から15歳の子供たちが1年間(月2回程度)企業トップたちに学ぶバッカーズ寺子屋では、既存の考え方とは違う教育方法で成果をあげている。

 まず第1に学校も学年も異なるメンバー20名程度で社会のことやプリンシプルを学ぶ。学校も学年も異なるから、助け合い、刺激し合い、尊重し合い、切磋琢磨(せっさたくま)して学び合うメリットが生まれる。同調圧力が働かないことで楽しく学び合うことができるのだ。小学4年生から中学3年生までの子供たちを見ていると、確かに理解力は上級生の方が上かもしれないが、それも絶対的ではない。人として大切なことを「感じ取る力」に至っては学年は全く関係ない。

 第2に9時から16時までの講座に1コマ何分という制約はなく、区切りの良い所で休憩をとる。当初、今時の小学生にそんな集中力はないと周囲に言われたが、塾生たちは90分でも120分でも平気で集中して講座に参加している。大切なのは、講座の内容と質、そして、伝えたい本気の思いだ。

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タグ:解答乱麻
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小中の勤務調査 熱血教師を支える職場に [教育論評]

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【主張】小中の勤務調査 熱血教師を支える職場に

 文部科学省が公立小中学校の教員の勤務実態調査をまとめた。「過労死ライン」にあたる週60時間以上の勤務をしている教諭が、小学校で3割、中学で6割にのぼるという。実態に応じ、改善を図らねばなるまい。

 だが、これほど働いていながら同情や信頼の声がいまひとつ高まらないのはなぜか教育の質を高める職場改善につなげてもらいたい。

 平成28年度の調査で、前回18年度調査と比べた。平日の1日平均で一般の教諭は11時間超、副校長・教頭は12時間を超える。

 1週間の勤務時間は、小学校教諭で平均57時間25分、中学教諭は63時間18分で、前回調査より4~5時間増えている。

 ゆとり教育を見直し、授業時間が増えたことが要因の一つだ。また、中学では土日の部活動にあてる時間が大幅に増えている。副校長・教頭の忙しさを含め、以前から指摘されていたことが数字で裏付けられている。

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>文科省のお役所仕事

 頭脳明晰なお歴々が結果の想定をしていない?

 制度だけ変えて運用変えず。

 


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【編集者のおすすめ】コツをざっくりマスターへ 『1週間で英語がどんどん話せるようになる26のルール』 [教育論評]

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【編集者のおすすめ】コツをざっくりマスターへ 『1週間で英語がどんどん話せるようになる26のルール』

『mini版 1週間で英語がどんどん 話せるようになる26のルール』

 

 □『mini版 1週間で英語がどんどん 話せるようになる26のルール』

 なぜ日本人は何年も英語を勉強しているのに、英語が話せるようにならないのか…。

 日本人にとって最大の壁といっても過言ではない英語。2020年に東京オリンピックが迫り、日本を訪れる外国観光客も激増中です。

 ビジネスでもこれまで以上に英語の需要が高まっている今、英語が話せないことは弱点となります。英語が話せないことに引け目を感じたり、危機感を抱いている方は多いのではないでしょうか。

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数学ツールで遊んでみよう [教育論評]

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数学ツールで遊んでみよう

強力ツールが続々登場 数値計算、方程式、グラフ

2017.5.4(木) 桜井 進
【AFP記者コラム】中国・全人代、規律と統制の国を象徴する大会

中国の全国人民代表大会(全人代)。すべてが計算されたように規則正しく運ばれていく。(c)AFP/Wang Zhao〔AFPBB News

2の1000乗、(x+y+z)^10の展開、x^10-1の因数分解などの数値計算・数式計算を可能にする数学ツールは、これまで高価であったり、PCへのインストールが容易ではなかったりと専門家御用達でした。

ここに来て気軽に扱える高性能数学ツールが登場してきました。通信環境の高速化・クラウド環境の普及などインターネット環境の発達のおかげです。

私が使っているものを紹介してみようと思います。

MathStudio

「MathStudio」はPomegranate Appsが開発している数式処理システムで、計算式を入力するだけで数値計算、代数計算、3Dグラフ描画などができます。

アプリをインストールしても使うことができますが、お薦めはWeb上で動くものです。http://mathstud.io/アクセスすれば“すぐに”使うことができます。

トップページには何がどのように実行できるかが一目瞭然になるように実例のラインナップが何十もスタンバイされています。

入力済みの数式の最後にカーソルを移動してエンター・キーを押すだけで本当に“すぐに”試すことができるようになっています。

あまりの親切さに驚くばかりです。インタフェースは英語ですが、あまりの使い勝手の良さに苦になることはありません。

MathStudio(Web版)
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マニュアルも分野別、アルファベット順に整理されていて、膨大な数のライブラリへのアクセスがスピーディに行えます。

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タグ:数学ツール
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関孝和の最大の理解者、建部賢弘 [教育論評]

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関孝和の最大の理解者、建部賢弘

『発微算法演段諺解』の反撃

2017.4.13(木) 桜井 進

関孝和『発微算法』の衝撃

前回は江戸の数学は遺題継承によって発展したことを紹介しました。関孝和の名を全国に轟かせることになったのが、『古今算法記』(沢口一之著)の遺題を解いてみせたことでした。

沢口一之は天元術(1変数方程式の解法)では解くことができない多変数方程式の問題を『古今算法記』の中で遺題として発表しました。

関孝和は「傍書法」と呼ばれる多変数方程式の解法を考案し、沢口の挑戦を迎え撃ちます。1674年、関による『発微算法』は全国の和算家に衝撃を与えました。

関の解法がすんなりと一般に理解されることはありませんでした。記述の難しさが和算家たちの標的の的になります。

1681年、佐治一平は弟子松田正則とともに『算法入門』を著し、関の『発微算法』を攻撃します。

『算法入門』自体、池田昌意『数学乗除往来』(1674年)の遺題を解いた書物でしたが、同時に関の『発微算法』は間違いであると指摘したのです。

関自身はそのような攻撃に対して相手をしませんでした。そのままでは傍書法が一般に理解され普及しないことになってしまいます。

そこに現れたのが1人の救世主。その人物のおかげで、傍書法は一般に理解され普及することなります。はたして、『発微算法』が正しいことも明らかにされました。

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タグ:関孝和
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教育勅語論争 理念読み取る力こそ育め [教育論評]

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2017.4.11 05:03

【主張】教育勅語論争 理念読み取る力こそ育め

 「徳を積む」「徳が高い」というように、人として身につけておきたい態度や教えなどがある。それを分類、整理したものが徳目である

 明治23年に発布され、その徳目を示した教育勅語に対する誤解が相変わらずあるようだ。

 政府はこれを学校の教材として扱うことについて、憲法などに反しない形で用いることは「否定しない」という答弁書を示した。これに対し、「軍国教育への回帰だ」などの批判が相次いでいる。

 徳目には、時代を超えて流れる教育理念として、改めて読みとるべきものも多い。不当な評価は見直すときである

 政府答弁書は、教育勅語を「教育の唯一の根本」とするような指導は不適切だとも述べている。

 教育勅語それ自体は、現行の中学歴史や高校の日本史や倫理の教科書に登場する。天皇中心の国家観を支え、戦中に戦意高揚に使われたなどと、批判的に位置付けるものが少なくない。

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タグ:教育勅語
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江戸の数学を発展させた遺題継承 [教育論評]

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江戸の数学を発展させた遺題継承

関孝和の鮮烈デビュー

2017.4.6(木) 桜井 進
塵劫記顕彰碑(常寂光寺)(ウィキペディアより)

吉田光由の挑戦状?『新篇塵劫記』(1641年)

前回は『塵劫記』の魅力と著者・吉田光由を紹介しました。

実に多くの実用問題・数学パズルそして見事なイラストの豊富さといった『塵劫記』の特徴は、数学入門書として子供から大人まで数学の大衆化に貢献しました。

全国で次々と海賊版『塵劫記』が出されるなか、寛永18(1641)年、吉田自身による刊行が最後になる『新篇塵劫記』が世に出ます。

吉田はこの本の巻末に答えのない12の問題を提示します。吉田は次のように述べています。

「・・・簡単に云わんとする所を書けば、世の中にはさほど数学の力もないのに塾をつくり、多数の人を教えている人がいる。教わる人から見れば、自分の師が力があるかどうかわからないだろう。そろばんの計算が速いからといって数学の力があるとは決まっていない。ここに法(答えまでの道筋)のない十二問の問題を出しておくから、これで自分の師を試してみればよい」

和算における答えのない問題は遺題と呼ばれます。言うならば遺題は作者から読者への挑戦状です。

『新篇塵劫記』の遺題
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この中で難問が第十問(上図、左から2番目)です。

「直径が百間の円形の屋敷を、図のように、平行な二本の弦によって分割し、三人にその面積が二千九百坪、二千五百坪、二千五百坪になるように分けたい。このときの弦の長さ及び矢の長さを求めよ」

この問題を解くには四次方程式を解くことが必要とされ、当時では誰も解けない問題でした

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タグ:関孝和
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なぜ大学はそこまで「キャリア支援」に入れ込むのか? [教育論評]

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なぜ大学はそこまで「キャリア支援」に入れ込むのか?

大学のキャリア支援・教育はどこから来てどこに向かうのか(4)

2017.4.4(火) 児美川 孝一郎
キャリア教育・支援は、このまま進んで問題ないのだろうか。

?これまでの記事では、大学における「就職支援」が、2000年代以降、「キャリア支援・教育」へと拡張し、急速に普及してきた様子を明らかにした。

変化の様相をもう一度整理しておくと、以下のようになる。

変化の転換点は、2000年頃であるが、現時点に近くなればなるほど、多くの大学が「変化後」の取り組みに乗り出すようになり、支援そのものが分厚くなっていった。

キャリア支援・教育の花盛り?

かくして、今日の大学においては、学生に対する「キャリア支援・教育」が花盛りなのである。

試みに、文部科学省による「大学における教育内容等の改革状況について(平成26年度)」を見ると、学部段階で「キャリア教育を教育課程内で実施している大学」(=単位化された「キャリア教育科目」を設置している大学)は、715校(全大学の96.8%)に上り、「キャリア教育を教育課程外で実施している大学」(=少々紛らわしいが、本稿の用語では、教育課程外で「キャリア支援」を実施している大学)も、693校(93.8%)である。

まさに「キャリア支援・教育」の拡張は、飛ぶ鳥も落とす勢いで進んでいるわけであるが、はたしてそこに盲点はないのか。――いや、ないどころではなく、大いにあるというのが、筆者の見立てである。以下、この点について述べてみたい。

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【エンタメよもやま話】子どもを叱れない親が多過ぎる! “霊長類最強女子”吉田沙保里さん育てた母が説く“子育てのススメ”…本の素晴らしすぎる中身 [教育論評]

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2017.3.31 11:00

【エンタメよもやま話】子どもを叱れない親が多過ぎる! “霊長類最強女子”吉田沙保里さん育てた母が説く“子育てのススメ”…本の素晴らしすぎる中身

涙、涙の子育てを振り返る「泣かないで沙保里 負けても克つ子の育て方」

 さて、今週ご紹介するのは、本コラムではおなじみ、話題の1冊のご紹介でございます。

 最近、いろいろとメディアを賑(にぎ)わせているスポーツ選手に、女子レスリングの吉田沙保里(さおり)さん(34)がいます。

 昭和57年10月三重県の津市(旧・一志郡一志町)で3人兄弟の末っ子(上の2人は兄)として生まれ、レスリング選手で指導者だった父の故・吉田栄勝(えいかつ)さんの指導を受け、名選手に。その後、女子レスリング個人で世界大会16連覇、個人戦では206連勝を記録。2012年には13大会連続世界一でギネス世界記録に認定されるという偉業を成し遂げました。

 うち、五輪では、平成16年のアテネ五輪、平成20年の北京五輪、平成24年のロンドン五輪と3大会連続で金メダルを獲得し、国民栄誉賞を受賞しました。また金メダルを受賞した年にそれぞれ紫綬褒章も受賞(計3回)しています。

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日本を数学大国にしたミリオンセラー『塵劫記』 [教育論評]

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日本を数学大国にしたミリオンセラー『塵劫記』

江戸時代に庶民がこぞって読んだ驚異の数学書の正体

2017.3.30(木) 桜井 進
学校でのコンピューター使用、成績向上に効果なし OECD調査

中米エルサルバドルの首都サンサルバドルでコンピューターの画面を見つめる生徒たち〔AFPBB News

江戸時代から続く数学ブーム

今から約400年前の1627年、1冊の数学書が誕生しました。『塵劫記』は一気に全国に広まり、子供から大人まで空前の数学ブームを巻き起こすことになりました。

はたして、現在までそのブームは続いています。私が審査委員を務める「塩野直道記念算数・数学自由研究作品コンクール」は今年で第5回になりますが、小学校1年生から高校3年生までの応募数は1万5000人を超える盛り上がりを見せています。

主催であるRimse(一般財団法人 理数教育研究所)のホームページ上で受賞作品を閲覧することができます。ぜひ我が国の子供たちの受験数学を超えた数学力を見てください。

もう1つ私が審査委員を務めるのが数学甲子園(全国数学選手権大会、主催公益財団法人日本数学検定協会)です。

昨年は全国196校(中学校・高等学校)415チームが参加。今年で10回目を数えます。「問題解決力」「チームワーク力」「プレゼンテーション力」「問題作成能力」など、受験数学を超えた数学力のコンペティションです。

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タグ:塵劫記
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【編集者のおすすめ】名著の至言を小学生にも 『きびしい社会を生き抜く人になる! こども君主論』 [教育論評]

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2017.3.25 08:00

【編集者のおすすめ】名著の至言を小学生にも 『きびしい社会を生き抜く人になる! こども君主論』

『きびしい社会を生き抜く人になる! こども君主論』  

 15万部を超えるベストセラーになっている、齋藤孝による名著こども訳シリーズ。第1弾『こども孫子の兵法』、第2弾『こども菜根譚』は、子供にとって本当に役立つ一冊として、多くの新聞雑誌で取り上げられ話題になりました。そして、シリーズ第3弾として登場したのが、本書『きびしい社会を生き抜く人になる! こども君主論』です。

 「君主論」といえば、マキャベリによって書かれた帝王学の名著。これまで多くのリーダーたちに愛読されてきました。本書は、そんな「君主論」の中から今を生きる子供たちに伝えるべき大切な教えを選び、小学生でも理解できるように超訳、分かりやすい解説を付し紹介しています。

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数学公式集を読むたのしみ [教育論評]

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数学公式集を読むたのしみ

Σの数式を鑑賞する面白さ

2017.3.16(木) 桜井 進
米英語辞典のワード・オブ・ザ・イヤー 「シュール」に

英語辞典メリアム・ウェブスター〔AFPBB News

辞書を読書する

私は図鑑・辞書のたぐいを読書することが好きです。思い起こせば、幼稚園の頃、自宅にあった図鑑シリーズとの出会いがその発端だったように思います。

以来、百科事典、歴史事典などを好んで読みました。その癖は学校の資料集・年表にも及びました。

辞書を読書するようになったのが中学2年の時です。『小学館国語大辞典』は広辞苑よりも大判であることが気に入って購入しました。圧倒的な重量感と存在感は一般書籍の読書とは違う感覚があります。

こうして授業で使用する辞書・資料集・年表も片っ端から時間をかけて読書するようになりました。

高校2年生の時に創立100周年を迎えた高校で、私は図書委員になりました。理由は閉架図書室に入室するためです。100年前の和綴じ本を「触る」「見る」ことが放課後の楽しみでした。

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タグ:数学公式集
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【解答乱麻】子供の未来を左右する言葉 開善塾教育相談研究所所長・藤崎育子 [教育論評]

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2017.3.15 08:12

【解答乱麻】子供の未来を左右する言葉 開善塾教育相談研究所所長・藤崎育子

 都道府県、市町村には教育センターや教育研究所といった公的機関があり、いじめや不登校など子供の問題について相談することができる。その需要は全国的に増えていて、予約待ちのところもある。

 私は、教育相談の研修会の講師として、全国各地を回る機会が多い。実際の面談を想定した演習も行うが、教員や相談員が日頃、何げなく使っている言葉で気になることがある。

 「不登校は長くかかりますよね」という言葉である。それを聞いた人も、何の疑問もなく相づちを打つ。

 ある会合で不登校の子供を持つ親が集まり、教員や相談員と車座になって話し合う機会があった。一人の保護者が1年にわたり学校を休んでいるわが子の様子を話すと、相談員の先生が「不登校は長くかかりますよね」と第一声を上げた。他の教員や保護者もそろってうなずいた。誰も直接、子供本人に会って話を聞いていないのに。

 教育委員会の先生方からも「不登校は長くかかりますからね」という言葉を何度も聞いた。事例の内容も吟味しないまま、「不登校は長くかかる」と十把一絡(じっぱひとから)げに言ってしまったらどうなるか。

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東京大学の処分で見えた最高学府の凋落 [教育論評]

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東京大学の処分で見えた最高学府の凋落

臭いものには蓋、正直者は徹底懲罰・・・

2017.3.8(水) 上 昌広
モルヒネに代わる「副作用のない」鎮痛薬を開発か、研究

仏パリで撮影された錠剤〔AFPBB News

3月3日、東京大学は研究不正に対する処分として分子細胞生物学研究所(分生研)の加藤茂明・元教授ら4人を懲戒解雇相当、1人を諭旨解雇相当とすることを発表した。

東大は2014年に発表された調査委員会の報告書の中で、「学生らへの強圧的な態度や指導」が不正の背景と糾弾している。

懲戒解雇は6段階ある懲戒処分で最も重い。加藤元教授は退職金の一部を返還したという。

「相当」とつくのは、加藤元教授たちが既に引責辞任しており、東大が処分を下す立場にないからだ。

東大の処分に世間の違和感

読売新聞の取材に対し、加藤元教授は「到底承服できるものではありませんが、不服申し立ての手段はありません。道義的責任は痛感しており、その責任は果たしたつもりです」とコメントしている。

このコメントを読めば、「加藤元教授は反省が不十分のようだ」と感じる方が多いだろう。ところが、実態は異なる。マスコミは報じないが、医師医学研究者の中には、東大の処分に違和感を抱く人が少なくない。実は私もそうだ。

私は、東大が今回のような処分をすれば、研究不正に対する隠蔽体質を助長しかねないと思う。その理由は東京大学の不正を働いた研究者への処分がダブルスタンダードになるからである。

確かに、加藤元教授の研究室は組織ぐるみで研究不正を行っていた。その意味で加藤元教授の責任は甚大だ。

ただ、彼がどの程度不正に関与したかは不明である。調査委員会も、加藤元教授が直接指示したとは認定していない。強制捜査権がない調査委員会でやれることには限界がある。

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タグ:東京大学
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最新・国公立大志願者数ランキング 暫定トップは東大でもなく京大でもなく、1万人台に乗せたあの大学… [教育論評]

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2017.2.23 13:00

最新・国公立大志願者数ランキング 暫定トップは東大でもなく京大でもなく、1万人台に乗せたあの大学

主な国公立大学の志願状況  

 2017年の国公立大の最新志願状況が明らかになった。夕刊フジは主要66校の動向に注目。暫定トップは千葉大で、神戸大、東京大などが追う状況となった。今年は各大学で学部の改組や新設が相次いでおり、新たな選択肢に対して、受験生がどう動いたかも注目だ。(夕刊フジ)

 文部科学省が公表した最終日出願状況(2月1日)によると、千葉大は1万1087人で倍率は5・2倍となった。

 千葉大は医学部や園芸学部など幅広い学部を持つ首都圏の総合大学として知られ、昨年は国際教養学部を開設した。

 「若い人たちは『多種多様な人に出会い、刺激を受けたい』との思いが強く、総合大学は根強い人気だ。加えて今年は、センター試験の点数が文系が上がり、理系が下がったことで、受験生が難関大を避け、準難関大を目指す安全志向に動いている」

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【教育動向】「部活動指導員」4月から制度化 休養日も徹底 [教育論評]

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2017.2.20 11:24

教育動向】「部活動指導員」4月から制度化 休養日も徹底

教員多忙化の一因になっていると指摘される学校の部活動をめぐり、文部科学省は、4月から学校に外部人材が単独で部活動を指導・引率できる「部活動指導員」(仮称)を置けるようにします。1月には部活動に適切な休養日を設けるよう求める通知も出しています。新年度から、部活動も徐々に変わっていくかもしれません。

教員の大きな負担を軽減

部活動は、学校教育の一環であることは間違いありませんが、授業や学校行事などが「教育課程内」として学習指導要領に細かな規定があるのに対して、あくまで「生徒の自主的、自発的な参加により行われる」(学習指導要領)ものとして、教育課程外の扱いになっています。教職員も「自主的、自発的」に顧問を引き受けている……というのが建前です。しかし実態は校務分掌として顧問が割り振られているのがほとんどですし、部活動が学校管理下の活動である以上、対外試合などにも責任者として学校の教職員が同伴していなければなりません。そのため土日に4時間以上の指導を行った場合には、手当も出ています(国の予算上は日額3,000円=2018(平成30)年1月からは3,600円に引き上げ予定)。

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パターンからルールを見つけよう [教育論評]

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パターンからルールを見つけよう

Σの呪縛を解くシリーズ第2弾「ファウルハーバーの定理」

2017.2.16(木) 桜井 進
国際熱気球フェスティバル開催、フィリピン

フィリピンの首都マニラ北方のパンパンガで開催された国際熱気球フェスティバル(2017年2月9日撮影)〔AFPBB News

Σ記号=たし算命令指示書

Σの呪縛を解くシリーズ第2弾。前回「1から10万や奇数、偶数を簡単にたし算する方法」では、Σの呪縛を解くカギが「図形」でした。今回のカギは「見つめる」です。

Σ記号とは言うならば「たし算命令指示書」です。

4つの指示──「変数」「始まりの整数値」「終わりの整数値」そして「数式」が明記されると、「変数の値を始まりの整数値から1ずつ増やして終わりの整数値まで順に、数式に代入してすべてたし算せよ」という内容になります。

もし、4つの指示がそれぞれ「k」「1」「4」「2k」であれば、「kの値を1、2、3、4と順に、数式2kに代入してすべてたし算せよ」となるので、「2+4+6+8」を表します。

「変数」は整数値をとることがΣのルールです。ですから変数にはi、j、k、l、m、nといった数学で整数値を表す文字が用いられます。

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