今回は、中小企業のブランディングをする「ブランドファーマーズ・インク」(BFI)の安田佳生代表取締役社長を取材した。

 安田社長は、中小企業の新卒採用の支援やコンサルティングをする「ワイキューブ」の創業経営者だった。売上が40億円を超え、1万人以上の大学生が新卒採用試験にエントリーするなど、学生たちからも人気があった。

 その後、2011年に倒産し、表舞台から退いたかに見えるが、豊富な経験を生かし、企業経営への鋭い提言を静かに続ける。

 25年間以上にわたり、走り続けた起業家の目に映る「使えない部下・上司」はどのようなものなのだろうか。

(iStock)

使えない社員がいるならば、その社長も使えない

 ワイキューブの社長をしている頃、社員のことを「あいつは使えない」と口にしたことはありません。リクルートの頃から、数千社の社長とお会いしてきました。「うちの社員はダメだ」と口にする方がいますが、双方でつり合いはとれているものだと思います。使えない社員がいるならば、実はその社長も使えない経営者なのです。

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